愛犬の夢の話

昨日の朝の事。

私の母が「昨日、あの子の夢を見たよ」と言いました。

あの子とは、6年前に旅立った愛犬の事。あまりメジャーじゃない犬種ですが、ウィペットという中型の猟犬です。(写真の犬とは異なります、ごめんなさい。)

猟犬なのに臆病な子で、寂しがりや、甘えん坊な男の子でした。

その彼が生前同様、眠る母の布団にやってきて、一緒に寝ようと誘ってきたそうです。

「相変わらず触り心地の良い子だった」

うっとり語る母はニコニコしていて、幸せな夢だったのだとホッとしました。

その夜、なんと私の夢にも彼はやってきました。

やっぱり生前同様に独特のお座り(何故かお姉さん座り)でオヤツをねだり、たっぷりと甘えてきました。

目が覚めてから、姉とLINEでその話になった時、姉から「今週、あの子の誕生日があるから、それで夢に出てくるんじゃない?」と言われて納得。

なるほど、誕生日だから自分を甘やかせと。

彼らしいと笑ってしまいました。それにしても、と姉。「なんで私の所には来ないんだ?私が飼ってた犬なのに!」姉、怒ると怖かったからじゃない?(笑)

犬嫌いだった母をメロメロにし、痴呆で自宅介護となっていた祖父に最後まで寄り添ってくれた優しい子でした。

病気で亡くなり、家族みんなが悲しんだあの損失感も、やっと癒されてきたのかな?そう思える出来事でした。

いつでもまた、遊びに帰ってくればいいよ、いつまでもずっと。